こんばんは 星野千加です。
先日、私の個別コンサルのクライアントさんが、こんなことをおっしゃっていました。
あるコミュニティーで知り合った、起業仲間の一人が、突然、インスタを辞めてパートで働き出したんです。
その方は、フォロワーもたくさんいて、いいねもたくさんついてたし、
『え! 起業ビジネスやめっちゃったの? あんなににぎわってたのになんで?!』
って聞いたら、その知り合いはこう答えたんです。
『あ、あれね、今まで全部サクラだったんだ。
仲間内でフォローしあったり、いいねしあったり、コメントし合ったり、相互紹介し合いましょうっていうのが、コミュニティで教わったやり方だったんだ。
だから、にぎわってるように見えてただけで、本当のお客さんはひとりも来てなかったんだ。』
って、教えてくれて、めちゃくちゃ驚きました!
とのことでした。
仲間内でにぎわってる風を演出すれば、そのうち本当にお客様がくるかも戦法?!
もしかしたら、インスタグラムのアルゴリズムを勉強して、
・いいね
・フォロー
・コメント
・保存
などの「エンゲージメント(親密度合い)」が高ければ、発見にも載りやすくなる!と意識した戦法だったのかもしれませんね。
インスタ集客でアルゴリズムを上手に活用することは大切です。
でも、このアルゴリズム信者さんは、集客の大切な本質を見落としています。
1つは、お客様ではなく、インスタグラム(Meta社)の方を向いて、アカウントを運用してしまったこと。
確かに、レストランやカフェ、イベントなどでは、人で賑わっているところには好奇心でお客様が集まり始める現象はおきますよね。
でも、それは「ちょっと食べてみようか?」「ちょっと覗いてみようか?」と、「気軽」に参加できる業種だとうまくいく方法なのです。
でも、お客様は賢いです。
「気軽に参加しただけなのに、想像以上に素晴らしくて感動した!」とならなければ、次は素通りします。
一方、無形サービスは、「気軽」にはサービスを買ってもらえない業種です。
なぜなら、お客様は、人の価値、サービスの価値を、長期間にわたって吟味して、共感、憧れ、信頼を確信してからお申し込みされるからです。
いいね、コメント、フォローが増えないと、一喜一憂してしまう気持ちはよくわかります。
だからといって、サクラで補っても、本質が解決したわけじゃないことは冷静に考えればよくわかりますよね?
2つ目の失敗は、お客様ではなく、コミュニティ仲間の方を向いて、アカウントを運用してしまったこと。
お客様は、アカウントからビジネス臭が漏れているとちゃんと察知します。
どういうことかというと、同業者同士でサクラをやっているいいねやコメントは、本気で悩んでいる人のものと性質が違うため、すぐに勘づきます。
さらに、あなた自身が仲間内のアカウントにコメントしたり、いいねしたり、いわゆるサクラをしにいってることも、お客様はすぐに嗅ぎつけます。すると、
「あ、この人、なんかビジネス臭が強いわ。売りたい気持ちが透けて見える。」
「なんか仲間内でわちゃわちゃしてる感じだな、素人っぽいな」
と無意識に敬遠されてしまうということです。
こうなっては、にぎわってる風なところに、人は集まるだろう戦法は、大失敗です。
大失敗どころか、本命のお客様を逃してしまって寄り付かなくなり、致命的なダメージになることもあります。
やっぱり、小手先のテクニックに走ってはいけないんですよね。
お客様からお申し込みが入るインスタアカウントに育てるには、
・私がお手伝いしたいお客様はどんな方なのか?を真剣に考える
・そのお客様たちが、本当に幸せになれるサービスを真剣に考える
・あなたがどんな強みを持っているのか、しっかり分析する
・無料、有料ともに、再現性のある質の良いサービスを準備する
・アカウント、サービス、あなた自身のコンセプトをしっかり明確にする
・コンセプトを、一瞬で分かるキャッチコピーにする
・アカウントからサービス購入への導線を作り込む
・たとえ、エンゲージメントが低くても、お客様の方だけをむいて発信を続ける
・仲間は自分で集客できる!私も、自分で集客できる!と信じ、お客様から見えないところで応援し合う
・応援してもらう場合は、どちらのお客様にとって有益な場合だけにする
・自分本意な発信ではなく、お客様が喜ぶ発信を続ける
・数ではなく濃さを意識すること
当たり前のことを、当たり前にやるのが、一番近道なんですよね。
集客の本質、しっかり押さえてアカウントを育ててくださね^^
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