こんにちは 星野千加です。
先日、個別コンサルのクライアントさんが、こんなお悩みをお話ししてくださいました。
カウンセリングスクールで教わったメソッドに、矛盾を感じることがあります。
その矛盾を、先生に質問すると、
「そんな細かいこと気にしてるのは、あなたの修行が足りないせいよ!」
と、私の未熟さが原因だと怒られました。
やっぱり、私が未熟なせいなのかな?
でも、先輩なんだから、疑問に答えてくれても良くない?
本当は、先輩も答えられないんじゃないの?
私が矛盾を感じるメソッドを、お客様に提供してもいいのかな?
私の感じる矛盾を解き明かしてくれるメソッドがどこかにあるのかな?
とグルグル考えてしまいます。
マジメで、正義感の強い方なのだなと、私は感じました^^
ちょっと話はそれますが、参考になるかもしれないので、お話させてくださいね。
今、夫の実家を建て替える計画が進んでいて、いろんなハウスメーカーの展示場で、それぞれの営業さんのセールストークを聞いているんです。
あるハウスメーカーの営業さんがこう話していました。
「入社したての頃は、ある意味、洗脳のように教育されるので「とにかく自社がいいんです!」と、お客様に伝えるしか能がなかったんですよね(苦笑)
でも、お客様から鋭い質問をもらったり、そんなバカのひとつ覚えではいけないと考えるようになって、休みの日を使って、他社さんに素人のフリしてたくさん潜入に行くようになりました。
だんだん、業界の中の自社のポジション、強み、弱みが分かるようになって、お客様にニュートラルな姿勢で伝えるようになったら営業成績が上がりました。
自社の強みにもより誇りを持てるようになりました。
もちろん、自社の技術が遅れている部分を悔しいと思うこともありますが。」
と。
私が、好感が持てる営業さんのセールストークは、
・他社をしっかり研究した上で、自社の強みと弱みを知っている人
・正直に、メリットとデメリットを話してくれる人
・他社に敬意を持っている人
だな〜と。
そんな風に、営業さんの話を聞いているうちに、
A社のあの機能と
B社のあの性能と
C社のあの技術を
掛け合わせたら、かなり完璧に近づくんじゃない?!
なんて、考えたりもしましたが(笑)
この世に、100%完璧なものはないと私は思うのですね。
家の性能にしても、カウンセリング技術にしても。
なので、矛盾を感じることは、決して悪いことではないと思います。
むしろ、うちは完璧だ!という方が怪しい^^;
矛盾を感じることで、技術革新が進んでいくはずですから。
でもですよ!
そのスクールやメソッド、所属する先輩の良くないところ探しをして、時間をムダにするのはもったいないじゃないですか!
「そろそろ、外の世界も見に行ってみよう!」
というサインだと私は思います^^
もしかしたら、Aメソッドも、Bメソッドも、Cメソッドも勉強したら、かなり完璧に近くなるのかもしれません。
時間をかけて、完璧を追求するのも1つの方法だと思います。
ただ、どこまで行っても完璧はないかもしれないということは、頭の片隅に置いておくといいかもしれないなと私は思います。
そして、もし、「ものごとは完璧であるべきだ!そうでなければ正しくない!」という強い願いがあるなら、それが少しずつ緩められたら、また別の見え方がするかもしれません。
お客様は、完璧な性能やメソッドを求めているわけじゃなく、これだけは譲れないというポイントをしっかり解決してくれるのかということを求めていると思います。
完璧を追求することと、お客様に満足していただけるかということは、イコールのようでそうではないです。
あなたは完璧を追い求め、まずは自分が納得したいのか?
メリットもデメリットも、強みも弱みも受け入れた上で、お客様のお役に立てるようにベストを尽くしたいのか?
どちらを追い求めたいのかにもよりますね^^
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